近江環人の活動
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2022年3月21日(月) 11:00近江環人 称号授与式近江環人地域再生学座の2021年度称号授与式が挙行されました。コロナの影響に負けず10名の近江環人が誕生しました。地域の未来が拓かれることを期待します。
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2022年2月26日(土) 14:00近江環人同窓会 ~早春の集い~(研修・交流会)「近江環人」受講生・卒業生のみなさまへ 新年あけましておめでとうございます。みなさまには、多方面でお元気にご活躍のことと存じます。コロナ禍によって生まれた、新しい生活習慣も定着してきた中、少しずつ状況は落ち着き、withコロナと呼ばれる時代へと移行してきました。コロナをはじめとする感染症の状況がこのまま落ち着いていることを願いつつ、今年の春にはできなかった同窓会を、来春は開催したいと考え、有志の幹事にて現在企画中です。つきましては、2月26日、ぜひご出席いただきたく、取り急ぎ日程をお知らせいたします。■□■ 近江環人同窓会 ~早春の集い~(研修・交流会)■□■ 日 時:2022年 2月26日(土)14:00~16:30 会 場:彦根市勤労福祉会館 中ホール(彦根駅から徒歩5分) 参加費:無料 ※状況が許せば、終了後に場所を変えた会も設けます。■□■□■■□■□■■□■□■■□■□■■□■□■■□■□■詳細内容は現在企画中です。近江環人での学びを思い出しながら、近況を語り合い、交流を深められる内容にしたいと考えております。皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。ご予定いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。 幹事 1期生 辻村琴美 8期生 浦 幹夫 8期生 辻 博子 8期生 樋上慎吾 20期生 朝比奈遥 20期生 井上麻子 21期生 ディーガン美佐子
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駒井 健也志賀町漁業協同組合 フィッシャーアーキテクト/漁師食・農/ アート/ 建築/ 教育/ 社会課題/
滋賀県/1992年滋賀県生まれ。滋賀県立大学の環境建築デザイン学科、大学院を卒業後、琵琶湖の漁師に弟子入りし、2020年10月独立。「琵琶湖の中から淡水の暮らしを届けます」という理念のもと、琵琶湖伝統漁法エリ漁を軸にするからこそ可能なマルシェ出店、EC販売、漁体験、家具づくりワークショップ等を行い、琵琶湖暮らしの魅力を発信中。https://biwako-fisher-architect.com/ -
樋上 真吾前出産業株式会社 上田工場製造部 上田工場責任者
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山本 尚路山本造園 造園業
滋賀県/1994年滋賀県甲賀市生まれ。 学生時代は、びわこ成蹊スポーツ大学野外スポーツコースに在籍し、主に野外教育の分野を学んでいました。 自然体験活動を通じて、子どものたちの成長や仲間づくりの支援活動を行なってきました。 ■スポーツクラブチームのチームビルディング ■高校生のオリエンテーションキャンプ ■東日本大震災支援事業 沖縄本島1周キャンプ ■森林環境学習やまのこ 大津市のやまのこサポーター など 卒業後、大阪の一般企業に就職しますが、翌年に一般企業退職し、家業である造園業を継ぎます。 それと同時期に「おうみ未来塾」入塾をきっかけに「まちづくり」に関心を持ち始め、おうみ未来塾卒塾後、近江環境人地域再生学座を受けます。 近江環境人を修了後、地元甲賀市で造園業をしながら「村づくりLabo.」の代表をし、磯尾という集落の持続可能な村づくりの実践を行なっています。 その他、甲賀市の自治振興会という組織で地元のまちづくりに関わったり、滋賀県の事業である「やまのこ」を通じて、市内の児童と森林環境学習を行っています。 <現在の所属> ■甲賀市 甲南中部自治振興会 理事 事務局広報・地域活性化事業担当 ■甲賀市 やまのこサポーター ■甲賀市 消防団員 -
郜 健斐滋賀県立大学 人間文化学研究科 留学生社会課題/
滋賀県/専門分野:社会学 研究テーマ:中国におけるクラウドツーリズムに関する研究 研究概要:学部時代から、観光について学んできました。観光には様々な形態がありますが、現在は、COVID-19が常態化していることを背景に、観光業の打開策として注目を集めているクラウドツーリズムを研究しています。クラウドツーリズムとは、「クラウドコンピューティング」と「観光」を融合させた造語であり、OTA(Online Travel Agent)やライブ配信、ショート動画といったプラットフォームを通して疑似観光を楽しむことを意味します。これまで、中国におけるクラウドツーリズムの研究は、クラウドツーリズムをCOVID-19の流行中の一時的な道具にすぎないとみなす「ツール派」と、様々なリスクに対応できるため、今後も観光の一形態と定着していくとする「イノベーション派」の間の空中戦的議論が主流でした。しかし、具体的な事例の増加によって、実際の事例に即してクラウドツーリズムとはいかなる観光形態なのかについて検討することが可能となりました。そこで、大学院の一年目では、中国におけるクラウドツーリズムに関する先行研究の整理と事例考察を行った研究ノートを執筆し、滋賀県立大学人間文化学部発行の『人間文化』へ投稿しました。現在は、その研究ノートで残された課題に取り組みつつ、修士論文の完成を目指しています。 大学院で学ぶまでの軌跡:私の故郷である中国河南省の焦作市は、太極拳の発祥地であり、国際観光都市を目指して発展しています。しかし、「国際的な知名度が不足している」、「観光客に対して太極拳の入門や文化を理解してもらうことが難しい」、「観光地と焦作市の中心市街地に繋がらない」、「オーバーツーリズム」、「地域格差」などの課題に直面しています。そこで、焦作市で生まれた私は、それらの地域課題を解決していきたいと考えました。そして、そのような地域課題を解決するためには、観光分野の知識を身につける必要があると考え、観光先進国の日本へ留学することに決めました。日本語学校で1年半ほど日本語を学んでから、日本の大学に編入して観光事業のマネジメントや関連産業の基幹事業とその展開モデルなどについて学びました。しかし、私の故郷の観光は、単にビジネスで利益を生み出す手法を習得するだけでは、改善できません。そうした手法に加え、社会学の視点を持って社会課題の実態や、現象の起こる原因を分析する方法論を学ぶ必要があります。そこで、私は学部4回生の頃に、社会学と地域再生分野に関してさらに深く学びたいと考え、社会学の研究室と「近江環人地域再生学座」がある滋賀県立大学大学院に入学しました。 修了後の希望進路:大学院修了後は、観光や地域再生、まちづくり、環境保全に関わる仕事に就きたいと考えています。そのため、大学院一年目では、社会学特論や地域産業論、地域計画特論といった授業を受講し、幅広い領域の知識を身につけました。また、社会学分野がご専門の櫻井悟史先生の下で、観光社会学の理論や拡張現実時代の観光など、修士論文の研究対象とするクラウドツーリズムに関わる他の論文や事例などを学びました。それ以外にも、大学院に設置された「近江環人地域再生学座」という副専攻を履修し、地域活性化やコミュニティ・ビジネスがご専門の鵜飼修先生の下で、地域の本質的な特徴を短時間で抽出できる「地域診断法」を学び、湖国近江をフィールドとした現地調査に参加する中で、持続可能な地域再生の理念や地球市民意識、環境保全意識などを身につけました。副専攻の検定試験に合格したため、「近江環人(コミュニティ・アーキテクト)」という称号が大学院修了後に与えられることになっています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今まで関わった研究・調査プロジェクト: 現地調査 ・兵庫県尼崎市の観光資源に関する調査 ・滋賀県多賀町大滝地域の中山間地域の資源に関する調査 ・滋賀県栗東市の地域資源に関する調査 実践現場訪問 ・徳島県上勝町ほか4現場の視察 ・滋賀県東近江市蒲生地区ほか4現場の視察 ・岡山県西粟倉村ほか5現場の視察 ・福井県三方郡美浜町ほか3現場の視察 研究業績: [論文] 郜健斐,2021,「カスタマイズツアーの実態とその問題点に関する研究――中国OTAを中心に」『学が丘論集』神戸国際大学学術研究会,30: 16-33. 神戸国際大学第三十回学生懸賞論文 佳作 (2021年03月18日) 2021年度神戸国際大学経済学部国際文化ビジネス・観光学科卒業論文 郜健斐,2022,「中国におけるクラウドツーリズム研究序説――上海観光フェスティバルの事例を中心に」『人間文化』滋賀県立大学人間文化学部,52: 45-56. [報告書] 「尼崎市の観光資源に関する考察――尼崎市自治体への提案」『神戸国際大学地域観光実習――尼崎でのフィールドワーク報告書2019』(7グループ(11名)の共同調査) 「多賀町大滝地域「水の流れ」とともに歩む教育・観光計画構想」『滋賀県立大学近江環人地域再生学座地域デザインA――多賀町大滝地域でのフィールドワーク報告書2021』(1グループ(4名)の共同調査) [成果発表] 郜健斐,2021,「クラウドツーリズムによるコミュニティ・ビジネス~持続可能な地域を創る~」滋賀県立大学近江環人地域再生学座コミュニティ・プロジェクトⅠ成果報告会(2021年07月17日) 郜健斐,2022,「太極拳聖地・焦作市――巡礼型観光によるまちづくり」滋賀県立大学近江環人地域再生学座コミュニティ・プロジェクトⅡ成果報告会(2022年01月29日)