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コミュニティ・プロジェクト実習Ⅱ

 エコ・テクノロジー特論において学んだ内容を実践的に修得することをねらいとし、主にサスティナブル・デザインに必要な自然エネルギー利用技術、パッシブソーラーを取り入れた木造建築技法などについて課題を抽出し、その解決能力を養う。

2009年度シラバス

2008年度シラバス

授業風景(版築)

学座生による実習レポート

 
                  ☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::近江環人3期生 : 城市 智幸
城市

 コミュニティ・プロジェクト実習Ⅱは、実習中心の授業であり、座学中心の他の授業とは趣が異なる。本授業は実習を通じ、以下の二つの技術の習得を目的としている。

一.エコ・テクノロジー利用技術
二.木造技術及び版築技術

 学習したエコ・テクノロジー技術は、“バイオディーゼル(以下BDF)”及び“太陽光発電”である。“BDF”は、生成の過程並びに燃焼時の諸特性を実験によって学び、“太陽光発電”は、選定から運転時の能力までをシミュレーションにより求めた。
“BDF”並び“太陽光発電”は共に、私にとって今まで直接触れることのなかった技術であり、本授業は貴重な体験であった。

エコ・テクノロジー利用技術

 また、木造技術及び版築技術においては、与えられた課題及びコンペで選ばれた受講生の案による課題を、皆で協力して形にした。

木工・版築

 本授業では、実習を通し自らが体験することで、文字通り“身を持って”その技術を習得した。座学で得るものとは異なる、得がたい知識であった。
 なお、実習は優秀な講師陣による指導の下で実施された。それに加え、本学座の卒業生がTA(ティーチング・アシスタント)として講師陣ならびに受講生のサポートを行った。細部にわたる指導を受けられた受講生はもちろんのこと、指導にあたったTAにとっても有意義な時間だったのではなかろうか。
 来年度は、本3期生の中からTAが誕生することを期待したい。
 因みに、実習はグループ単位で実施された。このことは技術習得という本来の目的以外の効果をも与えてくれた。
 グループの仲間と共に一つの課題をクリアするというこの形態は、地域の人々と共に地域の課題を導き出し、その解決を 共に行う“近江環人”の活動の形そのものである。
 本実習はまさに、“近江環人”としての地域再生活動の予行演習であった。

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 最後に。実習の終わる頃には、講師、受講生、TA、事務局、そして応援の学生、そのようなものは便宜上の呼称でしかなかった。立場の違いなどなく、皆が思いを一つにし、一丸となって作業を遂行していた。
 この事こそが、本授業で得た体験のなかで、もっとも貴重な物なのかもしれない。
 そしてこの想いは、体験を共にした者でしか共有できないであろう。
 降り注ぐ陽射しの中、皆が汗だくになりながら一心不乱に製作に打ち込んだあの光景は、一生忘れない。

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